スニーカーの洗い方を徹底解説！特殊な素材や汚れに合わせた洗い方も紹介

スニーカーを長く愛用するためには、正しい手順で洗うことが大切です。ここでは、スニーカーを効果的に洗うための基本的な手順を紹介します。

スニーカーを洗う前に、以下のアイテムを用意しましょう。

• 中性洗剤：食器用洗剤など、中性洗剤であれば問題ありません。
• 柔らかいブラシ：古い歯ブラシやスニーカー専用のブラシなど、毛先が柔らかいものを使用します。
• バケツ：スニーカーを浸け置きする際に使用します。
• 乾いたタオル：水気を拭き取るために使用します。

アルカリ性の洗剤は、紫外線と反応して黄ばみの原因になりかねません。そのため、中性洗剤を使うようにしましょう。

スニーカーを洗うための下準備を行いましょう。

まずは、靴紐と中敷きを取り外します。靴紐は中性洗剤を溶かしたぬるま湯に浸け置きし、中敷きは、ブラシを使って優しく洗います。

次に、スニーカーの表面の土や砂などの落とせる汚れを、ブラシや乾いた布で軽く払い落としましょう。先に汚れを洗い落としておくことで、その後の工程で洗いやすくなります。

バケツに40℃程度のぬるま湯を張り、中性洗剤を溶かします。溶かしたら、このぬるま湯にスニーカー1時間ほど浸します。つけおき洗いにより、スニーカーの繊維の奥まで浸透した汚れが浮き上がりやすくなります。

つけおき後、柔らかいブラシを使って優しく洗います。

スニーカー全体を、内側から外側に向かってかき出すように洗うのがコツです。とくに汚れが目立つ部分は少量の洗剤を直接つけて念入りに、ただし強く擦りすぎないよう注意しましょう。

靴底や中敷きの間など、細かい部分も丁寧に洗い、靴底の溝はブラシを使って汚れをかき出してください。

バケツに戻し、洗剤が完全に抜けるまでぬるま湯で十分にすすぎます。

洗剤が残っていると、乾燥後に黄ばみの原因になる可能性があるため、しっかりとすすぎましょう。バケツの水を何度か変えながらすすぐと、より効果的です。

まずは乾いたタオルで、スニーカーの水気をしっかりと拭き取ります。乾かす際は、風通しの良い日陰で自然乾燥させましょう。直射日光は変色や型崩れの原因になるため、避けてください。また、壁に斜めに立てかけて干すと、形を保ちながら乾燥できます。

乾燥を早めるコツとしては、新聞紙を中に詰める、扇風機の風を当てる、冷風ドライヤーを使用するなどの方法があります。ドライヤーの温風で熱を加えると素材を傷める可能性があるため注意が必要です。

スニーカーを正しく洗うには、上記の手順を一つひとつ丁寧に行うことが大切です。しかし、高価なスニーカーや特殊な素材が使われている場合は、自宅での洗濯が難しいことがあります。

宅配クリーニングの｢せんたく便｣では、老舗ならではのクリーニング技術を持つ熟練の職人が、スニーカーの素材や汚れの状態を見極め、最適な方法でクリーニングを提供しています。

スニーカーの頑固な汚れを落とすには、通常の洗い方では不十分な場合があります。そこで、より効果的な洗い方を2つ紹介します。

引用：KAO Mall「アタック高浸透リセットパワー 800g」

白いスニーカーの黄ばみや頑固な汚れには、漂白剤入り洗剤を使用することが効果的です。

カラフルなスニーカーや革製のスニーカーは、色落ちや素材の劣化を引き起こす可能性があるため控えましょう。また、漂白剤を使用する際は、使用方法と注意事項を必ず確認し、必ず換気の良い場所で作業を行ってください

まず、漂白剤入り洗剤を水で薄め、その溶液にスニーカーを浸します。金属パーツが付いているスニーカーは1時間以内、色柄ものは8時間以内、白系スニーカーは一晩ほどつけおき可能です。

その後、柔らかいブラシを使って汚れを丁寧に落とします。とくに汚れがひどい部分は、歯ブラシなどを使うと効果的です。洗い終わったら、洗剤が残らないよう十分にすすぎ、風通しの良い日陰で乾燥させてください。

引用：レック公式「激落ちくん 重曹 粉末 1kg」

重曹は、スニーカーの汚れ落としに効果的なだけでなく、環境にも優しく、安心して使えるのが魅力です。多くの素材のスニーカーで使用できる方法ですが、革製のスニーカーは控えてください。

少しの汚れであれば、重曹と少量の洗濯洗剤を水に混ぜてつけおき洗いをします。1リットルの水に対して重曹は大さじ3、洗濯洗剤はキャップ1杯を混ぜて1時間ほどつけておきましょう。

つけおきで落としきれなかった汚れは、重曹と水を1:1の割合で混ぜた重曹ペーストでこすり洗いするとより効果的です。ペーストを古い歯ブラシに付け、スニーカーの汚れた部分に塗り込みます。

その後、ぬるま湯で丁寧にすすいでタオルで水気を拭き取り、風通しの良い日陰で自然乾燥させてください。

スエード、レザーなど、特殊な素材のスニーカーは通常の洗い方では傷んでしまう可能性があります。

スエード素材のスニーカーは水に弱いため、水洗いは避けましょう。代わりに、以下の手順で洗います。

スエード素材は自宅で洗うとスニーカー本体を傷めてしまうリスクが大きいため、専門のクリーニング会社に依頼することをおすすめします。

レザー素材のスニーカーも水に弱いため、以下の手順で洗いましょう。

レザースニーカーの場合、定期的なケアが重要です。汚れが目立つ前に、こまめにメンテナンスすることで、美しい状態を長く保つことができます。

スニーカーの汚れがなかなか落ちないときは、宅配クリーニングサービス「せんたく便」のスニーカーパックがおすすめです。

｢せんたく便｣では、スニーカーの黄ばみや臭い、汚れ、カビのクリーニングに対応しており、素材や状態に応じて最適な洗浄をします。

水洗いが適していないスニーカーでも、専用の洗剤や機材を使用することで、自宅では落としづらい頑固な汚れまで効果的に落とすことが可能です。

抗菌・防カビ・消臭成分配合の専用洗剤でクリーニングするため、菌やカビの増殖を防ぎ、スニーカー特有のニオイにも消臭効果を発揮します。お気に入りのスニーカーを傷めずにキレイにしたい方は、「せんたく便」のスニーカーパックがおすすめです。

吉原社長

コインランドリーでは、ブラシによる靴や靴紐への損傷が懸念されます。せんたく便の「スニーカーパック」なら、専用スポンジでやさしくクリーニングするため、大切なスニーカーを丁寧にケアすることが可能です。

また、クリーニングと同時に撥水加工を施すことが可能で、靴の寿命を延ばすことができます。撥水加工は靴の美観を保持するだけでなく、突然の雨にも対応できるため、急な天候変化でも靴が濡れる心配を減らすことが可能です。

ここでは、スニーカーの洗い方に関するよくある質問とその回答を紹介します。

スニーカーにゲロが付いてしまった場合、素早い対応が重要です。

まず、ペーパータオルや布で表面のゲロをできるだけ拭き取りましょう。次に、中性洗剤を水で薄め、柔らかいブラシで優しく汚れを落とします。その後、きれいな水で洗剤を洗い流し、タオルで水気を拭き取ります。

最後に、消臭効果のある重曹水やクエン酸水をスプレーし、風通しの良い日陰で乾燥させてください。乾燥後も臭いが気になる場合は、重曹を振りかけて一晩置き、翌日ブラシで払い落とすと効果的です。

中敷きが取れないスニーカーでも、洗い方は通常のやり方と同じで構いません。

ただし、中敷きが取れない場合は靴の内側まで十分に乾燥させることが難しいため、カビの発生に注意が必要です。乾燥時間を十分に取り、除湿剤の使用も検討しましょう。

こちらの記事では、自宅でできる効果的なスニーカーの洗い方を詳しく解説しました。

基本的な洗い方は、中性洗剤とブラシを使ってつけおき洗いをし、頑固な汚れには漂白剤入り洗剤や重曹を活用する方法を試してみてください。

さらに、特殊な素材のスニーカーはそれぞれの素材に合わせた適切なケア方法が異なります。自宅で洗うことに不安がある場合も多いでしょう。自宅での洗濯が難しい場合は、「せんたく便」のスニーカーパックを検討してみてください。